2020.05.27
オンライン診療が注目されていますが、利用する側(患者さん)も導入する側も、どんなメリットがあるのかわからないと利用したいとは思わないでしょう。
ここでは、オンライン診療を利用・導入するメリットについて解説します。
オンライン診療を利用することで、患者さんには以下のメリットがあると考えられます。
・通院の手間が省ける
・ネット環境があればどこでも診療を受けられる
・会計の待ち時間がない
・通院による病気の感染リスクがない
オンライン診療は自宅で診療を受けることが可能で、処方薬も郵送可能なケースが多いので、診療のために医療機関まで足を運ぶ必要がありません。
また、自宅でなくてもオンライン診療アプリを設定しているスマホなどの端末とインターネット環境が整っていれば、外出先でもオンライン診療を利用できます。
オンライン診療は基本的にクレジット決済しますので、待合室で会計を待つような手間はかかりません。
通院することによる「院内感染」などの病気感染リスクも、オンライン診療には発生しません。
オンライン診療を導入・スタートすることで、医療機関には以下のメリットがあると考えられます。
・患者さんとのコミュニケーションの質が向上する
・忙しい患者さんの継続診療が可能になる
・遠方の患者さんへのフォローが可能になる
・受付や会計の手間が省ける
・病院内に病気を持ち込まれるリスクが減る
オンライン診療は患者さんが自宅を中心に診療を受けますので、リラックスした状態で普段の患者さんの姿でコミュニケーションをとることができます。
忙しくて通院の時間が確保できない患者さんでも、オンライン診療であれば比較的簡単に診療を継続可能です。
引っ越しした患者さんや日帰り手術などの患者さんに対して、遠隔地からでもオンライン診療という選択肢を提供することで継続的なフォローが可能になります。
オンライン診療であれば受付や会計などの事務的な手間を省くことが可能です。
患者さん側と同じく、院内感染のリスクを減らせるという点は医療機関側にとってもメリットになります。
このように、オンライン診療には患者さん側・医療機関側の双方に多くのメリットがあります。
導入の難易度はそれほど難しくありません(患者さんはスマホに専用アプリをダウンロードし、いくつか設定するだけで良い)ので、新しい医療の形を積極的に導入・利用してみてください。