2020.06.22
4月10日の対応から「オンラインでの服薬指導」が認められ、対面でなくても処方薬を受け取ることが可能になりました。
ここでは、病院に行かずに薬をもらう際に気を付けるべきポイントについて解説します。
「病院に行かずに薬をもらう」ということは、つまり「処方薬を発送してもらう」ことです。
通販等を利用したことがある人なら理解できると思いますが、宅配便はどうしても発送依頼~到着までに時間がかかってしまいます。
数日か、あるいは1週間ほどかかる可能性も捨てきれません。
そのため、処方薬を発送してもらう場合には、手元に数日~数週間の薬のストック、つまり新しい処方薬が到着するまでの間の薬を確保できている状態でなければ利用が難しいという点について考慮する必要があります。
処方箋の代金はもちろん決済しなければなりませんが、薬を用意する医療機関および薬局で、利用可能な支払い方法が異なります。
利用できる決済方法が少ない場合、事前に医療機関または薬局のホームページを確認するか、電話等で問い合わせをしておき、利用した決済方法が選択できるかどうかを確認しておきましょう。
処方薬を発送してもらう場合、主な手段としては「医療機関または薬局の担当者が直接届ける」か「宅配便を利用して発送する」の2択になるかと思います。
いずれにしても、処方薬を届けるためにかかった費用を請求される可能性があることを理解しておく必要があります。
基本的に法外な料金を請求されることはないでしょうが、少なからず発送料などがかかる可能性については理解しておく必要があるでしょう。
このほかにも、薬の受け取り方や決済方法、その他オンライン診療に関するさまざまな疑問があるかと思います。
不明な点をそのままにオンライン診療を受けても、後でトラブルに発展する可能性があります。
オンライン診療を利用するにあたって不明な点があれば、事前に医療機関に問い合わせをしておき、疑問を解消してから利用することを心がけてください。
オンライン診療では、病院に行かずに薬をもらうことが可能ですが、注意すべきポイントが少なくないことは理解できたと思います。
オンライン診療を受けるにあたって不明な点や気になる点があれば、疑問をそのままにせず、事前に問い合わせて疑問を解消してからオンライン診療を利用しましょう。