2020.05.21
昨今、注目されている「オンライン診療」には、専用のスマホアプリが利用されています。
ここでは、スマホアプリのオンライン診療アプリを利用する際に注意すべきこと、知っておくべきことについて解説します。
どんなスマホアプリにも「動作環境」が設定されており、オンライン診療アプリにもアプリごとに異なる動作環境が設定されています。
例えば、以下のオンライン診療アプリはそれぞれ動作環境として以下の内容を提示しています。
・リモートドクター…iOS:11.0以上 Android:8.0以上
・ポケットドクター…iOS:10.0以上 Android:4.4以上
・CLINICS(クリニクス)…iOS:10.0以上 Android:4.4以上
・curon(クロン)…iOS:10.0以上 Android:4.4以上
オンライン診療は医療機関と通信する必要がありますので、使用する通信機器・ネットワークによる通信環境に利用の質が左右される可能性があります。
例えば「CLINICS(クリニクス)」の場合、ネットワーク推奨環境として「実効速度2Mbps以上 10Mbpsを推奨」としています。
オンライン診療は医療機関と通信する必要がありますので「通信量」が発生します。
具体的な通信量はケースごとに異なりますが、例えば「YaDoc(ヤードック)」の場合はよくある質問に以下のQ&Aが掲載されています。
Q.オンライン診療(ビデオ診察)のデータ通信量はどの程度ですか。
A.目安として、スマートフォンでオンライン診察を行った場合のデータ通信量は、1分あたり約6MBです。
出典:https://www.yadoc.jp/personal/support/faq
オンライン診療アプリの利用には、必ず「利用登録・アカウント作成」が必要になります。
余裕をもって済ませておきましょう。
例として、「リモートドクター」と「curon(クロン)」の登録方法を簡単に解説しておきます。
・リモートドクターの利用登録
①アプリを起動
②「オンライン診療 予約」をタップ
③「利用者登録がまだの方はこちら」をタップ
④RDコードの有無に関して「持ってない」をタップ
⑤医療機関コードを入力する
⑥必要事項を入力し「登録確認へ」をタップ
⑦利用規約を確認し、合意する
⑧登録完了後、ログイン
・curon(クロン)のアカウント作成~医療機関登録まで
①アプリを起動する
②メールアドレスとパスワードを入力する
③利用規約等を確認し、「同意して登録をする」をタップ
④登録したメールアドレス宛てに送信されたメールを確認する
⑤メール内の登録用URLをタップ
⑥アプリを起動する
⑦登録したパスワードを入力してログインする
⑧「医療機関を追加」をタップする
⑨医療機関コードを入力する
⑩同意書を確認し「同意」をタップする
⑪プロフィール、クレジットカード情報を入力する
⑫チャット画面が開かれたことを確認する
オンライン診療はアプリとネット環境を利用する以上、通信機器とネットワーク、利用するアプリに関するさまざまなトラブルに遭遇する可能性は捨てきれません。
不明な点があれば、医療機関やアプリの提供会社に問い合わせを行い、トラブル発生のリスクを減らしておきましょう。